教師の日常

日々の出来事の記録です。主に仕事、子供、病気のこと。

そう言われると

「もも」は気遣いの人。かなり天然で、言い間違い、勘違いは日常茶飯事。更に部屋が片付けられない人。

「ゆず」は何でもやりたがり。保育園で年下の子の世話をしてるけど、実はただのお節介かも。家では一番威張ってて、一番泣き虫。

よく遊ぶけど、よくケンカもして、2人で部屋に籠って何かやってる感じ。

 

「もも」の話。

とにかく片付けができない。リビングのテーブルで何かが始まると、次々とテーブルが埋まっていく。

宿題のノート、学習ドリル、教科書に筆箱にお菓子にマンガにタブレット端末。合間にティッシュや消しゴムのカス、腕時計に携帯のおもちゃに折り紙。

使う物と使った物と使わないけど使いたい物と何に使うのか分からない物が、立錐の余地もなく広げられている。

本人もその隙間で宿題をしている。

こんな調子だから、自分の部屋で勉強したら、と言うと、

「一人じゃ怖い」

という理由で部屋に行かない。

じゃあ、と部屋を見に行くと机の上は、はさみ、折り紙、のり、シール、画用紙でいっぱいになってる。

なんの工作番組のセットなのか?

君はノッポさんか、それとも、ワクワクさんか?

しかしよく見ると、その机の上に、

「帰りがおそくなるから怖がらないように。怖かったらパパのスマホに電話しなさい」

という旨を書いた私のメモが置いてあった。

「もうこれ、捨てたら?」と言うと、

「ダメ、これは大事なモノ!」と。

 

そう言われると、たとえ机の上で埋もれてても捨て難くなるのが人情です。

そしてまた、今日も机は埋もれていく…。