「病気って、気を病むってことなんですよ。
だから反対語は、気が楽になるってことで、
気楽になることが大事なんです」
とは、いつもお世話になっている鍼の先生の言葉。
気楽な時っていうのは、本当に体も心も楽だから、
いつにもまして、元気に動ける。
最近、うつ病の薬とか血液の薬とか止めてみたら、
意外、というか本当に効果てきめんで、
離脱状態な、反動的な、揺り戻し的な、
現象が何も起こらない。
今までの倍掛けで身体が楽で、
空腹を感じて、食欲が増して、
ぐっすり朝まで眠れるようになっている。
え?薬飲んでたから、身体が変だったの?というぐらい、
普通の生活が送れている。
もちろん、フラフラしているけど、
それ以外は何も変わらない。
下手すると、前よりぐっすり眠れている分、
頭が働いているから、考えをまとめるのが早くなっている。
だから仕事においても、あんまり不安にならない。
そういう意味で今、「気楽」。
病気の反対の状態。楽だなぁ。
この状態を体が覚えちゃえば、
もう大丈夫と言われて、
後はいかにキープできるか、なので、
無理せず、今の状態を維持するためには、
遅くまで仕事したり、ストレス溜めたりしないことが必要なんだろうな。
数年後には全部治っているといいな。
40代後半にして、ようやくというか、
まだまだというか、
これからが楽しみになってきている。
これから。
この先。
何が起きてくるか分からないけど、
少なくとも今までのようなことはもう起きないで、
ちゃんと生活できることが望ましいから、
自分のペースでゆっくり生きていきたい。
シーズンなんで、職員室に置かれている、卒業文集用の寄せ書きにも、
「疲れたら休む」とか、6年生に向けて書いている。
「ほどほどにね」「時には一休み」なんて。
子供たちには伝わらないだろうけど、
いずれ分かるときが来るかもしれないし。
(読んでいるかすら分からないけど)
今は気楽に息をして生きていく。
それができる今が嬉しい。