教師の日常

日々の出来事の記録です。主に仕事、子供、病気のこと。

風邪をひいて

最近、よく風邪をひきます。

元々血中の白血球が少ないので、

人より風邪をひきやすいのは当然なのですが、

昨年は全然ひかなかったのに、

今年はもう3,4回ひいていて、

なんだろうな、と思います。

マスクする人が減ったせいかなとも思います。

 

風邪をひくと、何もやる気になりません。

昔はそれでも、無理して仕事に行って、

結局3時間目ぐらいにきつくなって帰ってくるとか、

一日無理して働くけど、やたら機嫌が悪いから怒ってばっかりとか、

何しに来たんだろうと、自分でも思うことが多かったです。

 

ですから、最近は算数しか教えていないことをいいことに、

もう今日は一日休む、と割り切って、

風邪を治すことに一日かけるようにしています。

動けるようなら、鍼の先生の所に行って、整えてもらう。

動けないなら、ゴロゴロして、ボーっと生姜湯でも飲みながら過ごす。

 

今まで風邪をひいても、

周りも風邪をひいているので、無理してきている人が多かったので、

自分もそういうものだと思って、無理して出勤していました。

しかし、

周りと自分は違う、と意識するようになった昨今は、

同じように出勤していたら死ぬと思い、(大袈裟ですがそれぐらい考えます)

休むことを優先するようにしました。

 

「当たり前じゃん」という話ですが、

そこに気付く、または、簡単に実行できるようになるまで、

20年近く掛かったわけですから、

自分でもほとほと嫌になります。

 

最近は、

「休むのが周りに悪いんじゃなくて、休まなきゃ周りに悪い」と思います。

だって、職場でゲホゲホ咳をして、鼻かんでばかりいたら、

周りだって不快だし、具合悪くない人に風邪をうつしかねないし、

何より仕事しにくいですよね。

僕も逆の立場だったら、近づきたくないし、仕事を頼みにくい。

周りに変に気を遣わせるぐらいなら、

一日休んだ方が、自分も周りも楽になります。

 

そういうことを考えていくと、だいぶ楽に休めるようになりました。

もちろん、休むにあたっては職場にきちんと連絡もするし、

本来やるべきだった授業内容や、

使うプリントの在り処などもメールで連絡するので、

「いない」ということ以外は迷惑を掛けていない、はずです。

 

昔見たツイートに「俺がやらなきゃ誰やる」の後ろの「が」の濁点が消えてて、

「俺がやらなきゃ誰やる」となっていた写真を見たのですが、

納得しちゃいましたね。誰かやるでしょう、と。

 

なかなか風邪をひいたぐらいじゃ休めない、という意見も多いですが、

たかが風邪、されど風邪です。風邪は万病のもと。

鍼の先生にも、風邪をきちんと治さないと他の症状が現れると言われます。

 

具合が悪いときは無理せず休む。

簡単にできないことかもしれませんが、当たり前のことになってほしいです。