例えば、こういうことを日々やっています。
4年生 算数 分数
仮分数を帯分数に直す方法を理解する。
これって、実はわり算ができることが大前提だし、
感覚でできちゃう子も多いんですね。
9/4だったら、4/4が2個あって、
あまりが1/4だから
2と1/4って、分かる子は分かる。
でも、数的感覚って人それぞれだから、
分からない子も当然出てくる。
なので、教え方の工夫としてやるのは、
〇や🔲で囲む方法。
9/4を計算するときに、最初に教えるのは、
分子÷分母=🔲あまり〇
↓ ↙
=🔲と〇/分母
ということ。
つまり、
9÷4=2⃣あまり①
↓ ↙
=2⃣と①/4
という風に教えて、
あんまりくどくど言わず、練習問題を繰り返していくと、
ほとんどの子ができるようになります。
最近、算数の苦手なコースを担当している僕は、
4年生12人にこの教え方で、全員伝えることができました。
とはいえ、まだわり算に自信がない子もいるので、
「なんとなく分かった」という感想も見られたのですが、
「なんとなく」でも分かれば、あとは定着するまで繰り返す。
最後に「これは難しいかもしれない」と前振りをして、
47/5のように、ちょっと大きめの仮分数ができれば、
できた子は喜ぶし、できなくても「難しいのにがんばったね」とフォローできる。
(とはいえ、全員出来ちゃうことが多いけど)
大事なのは教師が、
視覚で分かるようにまとめること
繰り返すこと
レベルに合わせて難しいと思う問題が解けること
だと思っています。